ブログの将来性 ブログ収入が増え続けている3つの理由

スマホがまだあまり本格的に普及していなかった数年前までは、個人ブログで月のアクセス数が 30万PV もあるといえば「すごい!」という感じでした。

でも。
すごいんだけど、そうはいっても 30万PV 程度じゃ広告収入はせいぜい月に 10万円もいくかどうか、というところです。「すごいブログでも、でも収益は大したことない」。だから当然のこととして「ブログなんて稼げない」という見方が多勢を占めていました。

もちろん実際には、広告収入だけに頼らない収益化方法もあるので、いつでも稼いでいる人はしっかり稼いでいました。ただ世間的には「ブログで稼ぐのは難しい」と見られていたし、実際に簡単ではなかったと思います。

ところが今は、インターネットそのものが以前のような「パソコンの前に座ってアクセスするもの」から、「手のひらの上でいつでもサッとアクセスできるもの」に変化しました。この変化によって、ネット全体のトラフィック量は莫大なものになり、以前に比べたらはるかにアクセスが集めやすくなっています。

「1記事で200万PV」もあるほどに市場は成長している

正確に「どの程度稼ぎやすくなっているのか?」の比較はできないけれど、少なくとも個人ブログだからといって「月間 30万PV」なんて、何の自慢にもならない時代にはなっています。そのぐらいのハッキリとした違いはあります。

『ブログ開始3ヶ月で17万PV稼いだ方法』みたいな記事も昔はよく目にしましたが、今じゃ私自身の事例でも「開始3ヶ月で120万PV」です。

『1記事で25万PV集めた私の戦略』みたいな記事も以前は度々目にしましたが、今じゃ「1記事で100万PV」なんてこともままあります。もちろんそれはホームラン級の当たり記事ではありますが、なかには 100万PV どころか 200万PV をたった1記事で稼いでしまう大当たりの例なんかもあります。「NAVERまとめ」とかでもなく、あくまで普通の個人ブログの記事で。

今後も稼ぎやすさが増し続ける3つの理由

以上のことを鑑みただけでも明らかに「ブログにとって稼ぎやすくなっている」のは理解できると思いますが、それに加えて以下の『市場環境がどんどん良くなっていく見通し』があります。

  1. 検索行動の定着
  2. 毎年増え続ける検索需要者
  3. 減り続けるライバル

1.検索行動の定着 「ggrks!」

一時期テレビでも取り上げられたりして世間的にも少し広まったネット用語の一つに「ググれカス(ggrks)」という言葉があります。意味は「そのぐらい自分でググッて(Googleで検索して)調べろ、カスが!」ということです。

この用語がネット掲示板で頻繁に使われていたり、その言葉がウケて広まったりしたことからも分かるように、人は意外と、ネットを使っていても「ネットで検索する」という選択肢が浮かびづらいところがあります。

たとえばこのブログのようなものを運営していると、たまに読者の方から質問をもらう時もあります。そういう時でも、さすがにググッて分かるような質問はいきなり来たりはしませんが、来た質問に対して私が返信して、その返信内容で何か読者の方が分からない点があったりすると、その時に「○○って何ですか?」なんていう、ググればすぐ分かるような質問をしてくる方がいます。

「何か分からないことがあったらとりあえず検索してみる」という行動のクセがついてないということです。検索グセがついてる人間からしたら本当にその時の気持ちは「ググれカス」なんですが、でもそのクセがついてない人間からしたら本当に「質問する以外の選択肢が思い浮かばない」んです。

そして世の中の大半の人はまだ、検索グセはついていません。だからまだ大多数の人は「ネットは動画を見たりネットショッピングにしか使っていない」「Facebook とか Instagram しかほとんど見ていない」という感じだったりします。

とはいえそんな人たちも、別にネット検索することが何か嫌いだったり抵抗があるとかという訳ではありません。ただ検索という行動が思い浮かばないだけなんです。テレビを観ていて「○○って何だ?」とか、日常生活の中で浮かぶ疑問や分からないことに対して、その解決策の一つとして「とりあえずググッてみる」という選択肢が浮かばないだけなんです。

だからこの「検索する」という行動を徐々に徐々に、時間をかけて身体で覚えた人が、今後増えていけばいくほど、ブロガーとしてはそれまでリーチできなかった人々にも自分の記事を読んでもらえる機会が増えていきます。

じわじわと、今この瞬間も常に、ブロガーにとっての市場は大きくなり続けているわけです。

2.毎年増え続ける検索需要者 減る要因はなく、ただ一方的に増加していく

中年やお年寄りは、あまりネットを見ていません。でも若い子は、ほぼ全員と言っても過言ではないぐらい、何かしらの形でネットを見ています。まだネット環境が無くて、ほとんどネットと接したことがない10代前半の子らでも、いずれはほぼ必ず、ネットに触れる時が来ます。

そしてそんな若者たちが、毎年のように平均して「日本全国の一学年分の人口」と同じ人数だけ、毎年毎年ドカッと新たにスマホデビューします。一学年分、毎年のように市場が拡大していくのです。

お年寄りが何人お亡くなりになろうと、ブロガーにとっての市場は小さくなりません。元々ネットに触れていない方々なんですから、市場規模に影響はありません。これはどんなに少なく見積もっても向こう10年はこのままでしょう。

一方で若者は毎年一学年分の人々がどんどんとスマホデビューしていきます。もちろん若者にとってのメインの使い方はコミュニケーションツールとしての使い方だったり、そういう形になるでしょうけれども、そんなことはどうでもいいこと。

「手の中にネット環境のある人々が、毎年ものすごい人数増え続ける」という。それで市場が大きくなっていかないわけがありません。しかも先に言及した「検索行動の定着」の促進とも相まって、ネットに触れる人数の増加ペース以上のペースで、市場は大きくなっていきます。

3.一方で、ライバルは減り続ける 「スマホがあれば十分」という若者たち

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需要と供給で言えば、ここまでの話は「需要が増えている」という話でした。そして最後に極めつけとして、「供給量は減り続ける可能性が高い」という話を。

今の若者の中には「パソコンなんて要らない」「スマホがあれば十分じゃん」という人が増えています。これがチャンスというか、ブロガーにとっては有り難い追い風になっています。

ビジネス的な視点から見れば、スマホというのはあくまでコンテンツを消費するための道具でしかありません。アプリで色々できるけれども、結局小さなスマホの画面じゃできることは限られるし、クオリティを高めるには無理があるし。スマホだけじゃブログ記事だって継続的に書いていくのは厳しいのが現実です。

つまり、「スマホがあれば十分」というのは、言い換えれば「私は消費専門です」と宣言しているのとほとんど等しいのです。Twitter でつぶやく程度の“生産”“供給”はできても、大勢のつぶやきをまとめて一つのコンテンツに仕上げるような生産やコンテンツの供給はできないわけです。

パソコン持ってるならブログを書こう!

消費需要が増え続けるネットコンテンツと、それを生産するために欠かせないパソコンという道具を持つ人の割合が減り続けているという状況の変化。

これを“有望な市場”と言わずして、何が有望なのか、という感じです。

また、パソコンを持っているのに、消費活動にばかり使っていてはもったないです。